Mountain Stream （渓流釣行）
2013年
■ 少し遅めの解禁日
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4月中には始動したかったのだが、お天気の影響もあって5月に入ってからの遅い立ち上がりとなった。
開幕を迎えるにあたって、今年度の新たなホーム・グラウンドを開拓しようと、4月の初旬に栃木県渡良瀬川水系に下見に出かけた。自宅から高速へのアクセスは便利で良いが、高速を下りてからの距離が掛かり過ぎる。おまけに解禁から1ヶ月も過ぎようとしているのに、釣り人があちらこちらに多いのでびっくりした。そんな訳で今年も相も変わらず群馬県の鏑川水系を開幕戦の場所として選ぶ。そんなに力んでもしょうがないので、少しゆっくり目の6時に起床して出発する。高速の所要時間が1時間15分、一般道約20分となかなかお手軽な距離感なのである。昨年まずまずの釣果を得た支流を避けて放流も盛んな本流を攻めてみるが、本当に長寸の竿(6.2m)は重くて扱い憎い。釣果の大半が成魚放流された中型で、我が家で人気の高い小型てんぷらサイズはほとんど釣れなかった。中型の重みによる竿のしなりを十分に堪能したのだから、まあ良しとしましょう。
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この本流は多摩川ほど水量がある訳ではないが、川幅が広い為に短竿では歯が立たない。おまけに風の影響を受けやすい為に、川幅の狭い支流での釣りが懐かしい。次回はまたこの川の支流を攻める事にしよう。
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大半が26〜27cmクラスで、釣り味はなかなか迫力があって良い。今回は餌釣りのみを楽しんだが、バイオブドウ虫に混じって昨年釣り具屋で購入したワームのクロカワ虫でしっかり釣れたのにはビックラこいた。
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昼過ぎまで楽しませてもらって、釣果は中型中心に9尾とまずまずの結果であった。風の影響を受けやすいのでもう少し短めの5.4mクラスで試していれば、もう少しポイントを探るコントロールが利いて釣果も増したかもしれない。 5/1
■ 渓流釣行 No.2
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前回の釣果がまずまずだったので、再び群馬県南牧川に足を伸ばす。
今回は数ある支流の中の、桧沢川にターゲットを絞ってみた。本流からクルマで5分ほど走ったあたりの集落沿いから釣り始める。川幅は3mほどしかなく、水量が早くも渇水気味である。7時30分頃から釣り始めて、この道路沿いの流れで中型1尾と小型2尾を釣り上げる。
川下に釣り降りて2尾目を釣り上げたところで、SHIMANO4.0〜4.6mの2WAYマルチ竿の2段目が折れてしまった。一緒に持ち歩いていたテンカラ竿で毛針を使ってもう1尾を釣り上げたところで、川上に先行者を見つけたので場所を移動する事にする。
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上野村方面に遡上すると水量が更に少なくなって来るようなので、本流に戻って再び釣り始める。2〜3年前に発刊された釣り場ガイドの案内には、上流に渡って漁協による放流がなされているとあったが、釣れて来るのはウグイやアブラハエだらけで、前回のように型の良い女王さまにはお目に掛かる事ができなかった。川沿いで出会った人の良さそうな地元のおじさんの話だと、放流を行っているのはもう少し下流側で、上流は天然ものを狙えるが魚影が薄いとのことであった。上流川に釣り上がって更に別の支流に分け入ってみたが、まったく餌を追う気配はなかった。
南牧川は本流、支流とも漁協の放流が行き届いており、攻めどころの多い河川だということだったがやはり梅雨時というタイミングが良くなかったのであろうか。地元のおじさんに「どちらから来られました？」と訪ねられて「東京から来ました」と返事をすると、「遠いところからわざわざ来ていただいて、ありがとうございます」と心温かいねぎらいの言葉をいただいたので、「また、来ます！」とこちらも心ばかりの返事をお返しした。当初の心づもりでは、午前中にざっくざっくこれでもかと言うほど女王さまを釣り上げた後に納竿し、午後は塩の沢温泉で疲れを癒そうと思っていたが、午後3時頃まで粘って朝方の3尾の釣果に終わったので未練を振り払って帰る事にした。 6/5
■ 渓流釣行 No.3
梅雨の明けきらないぐずついた天気の合間に釣りに出かける。
今年はどこの河川も渇水気味だから、小雨が続いた後ぐらいが丁度良いのかもしれない。今回は少し早めに起床して、一昨年までのホームグラウンドにしていた群馬県鏑川水系に向かう。予想通りいつもより水量も増水してささ濁りの良コンデションであったが、アブラハエやハヤなどの外道が多かった。いつもの堰堤を中心に早朝から5時間ほどでヤマメ7尾の釣果を得られたが、雨が降り始めたので投竿することにした。
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釣り上げたのは20cm前後の小型が大半だったが、結構すれているのか普段より食い込みが浅くバラしも多かった。本日は餌釣りのみで、テンカラ毛針はお預けでした。来月の梅雨明けにはじっくり毛針を楽しむことにしよう。 6/26
■ 渓流釣行 No.4
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梅雨が明けて夏休みシーズンに入ったが、局地的大雨などの天候不純が続いている。
今年に入って4度目の釣行となるが、日中に川遊びの子供などがやって来ると厄介なので、午前5時には現地群馬県に到着して釣り始める。
最近、体重が増え過ぎるのを警戒して週2回の休みにランニングを日課としており、足が疲れてつらなくなったのは良いが、川の中で体のバランスを取る能力が著しく衰えている。老いとは本当に恐ろしい。
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釣果は久しぶりに絶好調で、鬱蒼と生い茂ったボサの茂みのせいで仕掛け作りをしていた時間の方が長かったくらいだが、20cm強の中型やチビヤマメをかなりの数を釣り上げた。我が家では中型以上の塩焼きサイズよりも天ぷらにできる小型サイズに人気があるため、せっせと釣り上げて昼前には投竿することにした。いよいよ来月が禁漁前の最終月となるが、打ち止め釣行がかなうのであろうか？ 8/2