群馬県 南牧川支流
今年は年始の公約どおり、例年にない早い開幕を迎える筈であった。
3月下旬に数年来ホームグランドにしている群馬県利根川水系の河川に赴く。あたりもかすりもしないこともたまたまの巡り合わせと納得させるが、翌月も同じ状況に至ってはこれはちとおかしいと疑問を抱き始め、少し渓流とは距離を置いていた。今年も人類のエゴによって地球規模の天候不順に襲われ、「時は過ぎ行く貴方の胸に」とばかりにあっと言う間に梅雨明けを迎えてしまった。あと2ヶ月もすればシーズン終了となるので、なんとか違う河川で再出発を試みることにした。少し遠方となるが、上州漁協による放流の行き届いた南牧川支流に初めて向かう。
|
|
今年度の初釣果!美しいヤマメの魚体。右側の個体はパーマークが小さく、あまり見かけない魚種である。
渇水期に近い支流は水量も少なく、大物が潜むような淵や堰堤などはないが、点在する瀬から6匹の釣果を得ることが出来た。時期的に食いは非常に渋いが、根気よくあたりを取って釣果を得られたのは幸いであった。ライズは認められなかったが、毛針釣りなどにもおあつらえ向きな河川であった。魚影も良好なので来月も違った支流を攻めてみようと考えている。 7/19